ノーリス(IPL光治療)

ノーリスとは？

ノーリスでは、パルスライト照射による熱発生を利用し、良性色素病変や血管病変に対して治療を行うことができます。

IPLエネルギーはメラニン色素を破壊し表在性色素斑を薄くする効果があります。また、熱作用により線維芽細胞を刺激し、コラーゲン増生作用を促進させ、リジュビネーション効果も期待できます。

皮膚良性血管病変への治療では、病変血管部のヘモグロビンに反応し、熱が発生することで消退する効果が期待されます。症状により照射方法や効果も異なるため、治療回数に個人差がありますが、期間をかけて繰り返しIPL光を照射することで徐々に改善していきます。

期待できる効果

しみ、
そばかす
血管拡張
(酒さ)
赤ら顔
肌質改善
肌の色調改善

ノーリス治療の流れ

初回カウンセリング（20分 ¥1,100 税込）
当日施術不可
施術日予約
予約の15分前に来院
受付
肌状態確認
（施術可能か看護師の問診あり）
メイク室に移動し、洗顔
アイガードで目元保護
施術開始
潤滑剤を塗布
照射開始(ゴムを弾くような刺激あり)
潤滑剤を拭き取る
施術終了
メイク室に移動し、水洗顔(少量なら洗顔料可能)
保湿剤や日焼け止め塗布
赤みがあれば、炎症止めの軟膏塗布
施術後の注意点について看護師より説明(当日メイク不可等)
次回予約
会計
ご帰宅

ノーリス治療の注意事項

治療が受けられない方

ペースメーカーを使用されている方
糖尿病や免疫抑制剤、ステロイドを内服している方
抗凝固剤を内服している方
妊娠中の方
全身状態が不良の方
光過敏症の方
金属製剤を内服中の方
ケロイド体質の方

※ 現在、通院中の方は、施術を受けても問題ないか主治医に確認をお願いします。

※ 現在、お薬を内服中(サプリメントを含む)の方は、施術中に光過敏症を引き起こす可能性があります。

施術を受ける前に、主治医や薬剤師に施術を受け手も問題ないか確認をお願いします。

治療を行えない部位

シリコンや金属製品を埋め込んでいる部位
皮膚疾患(化膿している、炎症が強い、開放創など)
2週間以内の強い日焼け部位
肝斑や太田母斑がある方

施術前、施術後の治療経過と注意点について

施術の前日までに顔の剃毛をお願いします。
施術の4時間前から禁煙して下さい(血管収縮により効果が半減する可能性があるため)
施術前に日焼け止めや化粧水などは全て取り除く様にしてください。(化学反応で熱傷リスクが高くなるため)
照射後、赤みや腫れが生じる可能性がありますが、2週間程度で消失していきます。炎症が引かず悪化しているなどあれば、受診し診察を受けて下さい。
施術直後の肌状態をみて、必要に応じて炎症止めの軟膏を塗布することがあります。
しみやそばかすは、照射直後の反応から数日濃く浮き出るものがあります。洗顔や入浴を繰り返すことで、2週間程で自然に脱落します。無理に擦ったり剥がしたりはしないで下さい。
照射後に痒みが出ることがありますが、掻かないようにして下さい。掻いて皮膚を刺激することで色素沈着を起こす原因になります。
治療直後から保湿に努める様にして下さい。
紫外線への曝露で一過性の炎症性色素沈着を引き起こす可能性があります。日焼け止め(SPF50)を使用し日焼け対策に努めて下さい。
症状により治療回数は異なり、効果も個人差があることをご理解下さい。
施術当日は、血行が良くなる動作は控えて下さい。(入浴、飲酒、激しい運動など)